Supervision

専門家向けのスーパービジョン・コンサルテーションを行っています。

心理職以外の職種で対人援助に関わる方のご相談も歓迎いたします。

サポートがないなかで、漠然とした不安を抱えながら仕事をされている専門職の方々が少なくないことを知り、お力になれればと考えました。

スーパービジョン・コンサルテーションは初回からオンラインでもご相談をお受けいたします。

こんな困りごとはありませんか?

「ケースが中断してしまう」「面接がなんとなく続いているけど、このままでいいのか心配になる」「このクライエントに何を提供すればいいのかわからない」などのお悩みを意識することはないでしょうか。いざ臨床現場に出たものの、それなりに仕事ができるようになったと感じられるまでには、私の場合、それなりの臨床経験に加えて、スーパービジョンや定期的なケース検討会といった外部のサポートが必要でした。

ひとり職種であったり、スーパーバイザーが不在であったりすると、自分の不安をどうにか誤魔化しながらクライエントを支援しなければなりません。それは等身大の自信を持つことを阻害し、この仕事でやりがいを感じることを難しくしてしまうかもしれません。

 

面接をセットアップする技能を身につけましょう

 

目の前のクライエントが支援にたどり着くことになった流れをつかみ、動機がどこにあるのかをとらえ、クライエントと彼らを取り巻く環境をアセスし、専門化としての理解を伝え、クライエントに合った設定を提案し、協同でカウンセリングをつくりあげていく。関係の始まりに、そのような「セットアップ」の作業が必要だということは、大学や大学院の養成課程では意外と学ばれていません。 

カウンセリングや心理療法をセットアップするまでのこの作業をいかに適切に行えるかが、後の成果を左右します。どの学派、どの職場にも共通するであろう基本的な技能を身につけるお手伝いをいたします。

面接の危機を乗り越える対話をしましょう

 カウンセリングや心理療法は、クライエントが「この人とのあいだでは問題を解決できない」と思った時点で中断を迎えます。

面接が進んでいくなかで、クライエントのなかに不安、不満、疑問などの気持が生じてくることは決して少なくありません。その時、クライエントがカウンセラーに不満を表明できること、ふたりの間でその問題が話し合われて解決に向かうことができるかが重要です。そうした局面はセラピーがもっも治療的にはたらく可能性を秘めています。

カウンセラーとクライエントが悲劇的な別れ方をしなくて済むように、クライエントのネガティブな気持ちに敏感になる、クライエントとの間でネガティブな気持ちを話し合いやすくする、そのお手伝いもさせていただきます。